| 会社名(提供元) | ユーキャン |
|---|---|
| 受講した通信講座名 | 登録販売者資格取得講座 |
| 取得を目指した資格 | 登録販売者 |
| 試験の結果 | 合格 |
| 受験回数 | 2回目 |
| 通算学習時間 | 20時間〜50時間未満 |
| 受講料 | 3万円〜5万円未満 |
| 性別 | 女性 |
| 受講当時の年代 | 20代 |
| 受講当時の職業 | パート・アルバイト |
| 講座の満足度 | ★★★★★ 3(普通) |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
ユーキャンで登録販売者を目指した理由
私はユーキャンの通信講座を利用し、2回目の受験で登録販売者試験に合格しました。セルフメディケーションが推進され始めた頃、ドラッグストアで働いていた私は、自身の健康や免疫に関心を持つようになりました。
そんな中、店内のサッカー台に置いてあるユーキャンのカタログを読みました。もちろん、お客さんのいない間です。
毎日飲んでいる薬のことが分かるだけでなく、今後の生活に活かせる資格があると知ったことが、資格取得のきっかけです。
ユーキャン講座の教材と受講料
受講費用は、当時で45,000円ほどでした。教材には、以下のものが含まれていました。
- メインテキスト4冊
- 分野別問題集
- 210分チャレンジ模試
- 赤シート付きテキスト2冊
- 添削課題7回分
家があまり裕福ではないため、正直、高いなぁと思いました。やっぱりやめようかなとためらうくらいには。
けれど当時は、社会人になってから机に向かわなくなっていました。労働だけで精一杯なのに、ビジネスマナーや社交性、過度な親切まで求められる毎日がいやでした。
今思えば、大人でいないといけない退屈さから逃げたかったのだと思います。勉強に励むことで、自分は充実していると信じ込みたかったのかもしれません。
あくまでお店に貢献するのではなく、自分の空虚を埋めるために受講を申し込みました。

勉強方法と手引きの大幅改訂
学習時間は、出勤日が3~4時間、休日が8時間くらいです。仕事は15時30分から22時30分までで、夜は何もせずに心身を休ませました。
小中高の学習意欲はまったくありませんでした。しかし、興味関心のある分野を勉強するのは好きだったので、資格取得のための勉強も楽しく進められました。
学習中に驚いたのは、平成30年から変わらなかった試験問題の作成に関する手引きが大幅に変更されるというお知らせです。これまで重点的に覚えていた項目を読み直す必要がありました。
代わりに軽く読んでいた項目を熟読し、テキストと手引きの違いを見比べながら、自力で書き込んだり修正したりしました。数ページにわたって変更・追加された範囲は、パソコンで打ち込んだものを印刷し、テキストに直接貼り付けました。
厚生労働省のサイトを長時間眺め続けたのは、後にも先にもあの年だけだと思います。
登録販売者試験当日の体験
試験前日は胃がきりきりして、落ち着きませんでした。もともと不安になりやすく緊張しやすい性格で、朝ちゃんと起きられるかなと考え続けていた記憶があります。
マークシートを1列ずつずらして塗ってしまったらどうしよう、と考えても仕方のないことまで気になりました。このときの太田漢方胃腸薬Ⅱには、本当に助けられました。
私の場合、飲むとしばらくして胃のきりきりが落ち着きました。当時に限らず何度も助けられ、今でもお守りの一つとして持ち歩いています。
当日は寝坊することもなく、マークシートをずらして塗ることもなく、良いコンディションで試験を受けられました。想定外だったのは、受験後に会場を出たら土砂降りで、傘がなくずぶ濡れになって帰宅したことくらいです。
自己採点は120問中113点でした。人生で、こんなに勉強を頑張ったことはありません。
自動車学校の学科試験より、大学の期末考査よりも時間をかけ、真剣に取り組んだと断言できます。自分の頑張りや努力が結果に出たのだと実感し、嬉しくて泣きました。
資格取得後に変わったこと
私の学習法は、一時的に覚えるのではなく、常に自分の知識として頭に定着させることです。ドラッグストアに勤める者として、忘れるわけにはいきませんから。
辺鄙な田舎町にある数少ないドラッグストアで、アルバイトの資格者は貴重でした。そう言われたおかげで、正社員と同等の仕事をさせられましたが(笑)。
現在はドラッグストアを退職し、福祉事業所へ通っています。お薬コーナーに立たなくなった今でも、家族や友人の常備薬を選んだり、薬剤師さんや登販さんと話し合って市販薬を購入したりしています。
私は物心がついたときから、市販薬・処方薬を問わず飲み続けています。鎮痛剤、整腸剤、ぜんそくの吸入薬を使ってきました。
大人になってからは、抗アレルギー薬、抗不安薬、抗うつ薬も飲むようになりました。お医者さんや看護師さん、薬剤師さんと比べると評価されにくい資格ですが、医薬品のことを理解できたのは間違いなく自分のためになっています。
これから登録販売者を目指す人へ
セルフメディケーションの推進は、現在も続いています。セルフメディケーション税制では、対象となるスイッチOTC医薬品の適用期限が撤廃されました。
また、2026年5月1日には、改正薬機法の施行により指定濫用防止医薬品が新設されました。お客さんからの質問や相談は、これまで以上に増えるかもしれません。
登録販売者が取り扱える医薬品は、薬剤師より限られています。それでも、一般用医薬品を買いに来るお客さんにとって、いちばん身近で取っつきやすい存在の一人が登録販売者です。
日々変わるルールを地道に守りながら、誰かの健康を支える資格です。ぜひ、選択肢の一つに加えてみてください。応援しています。
あわせて読みたい資格講座の体験談

制度変更も確認したい登録販売者の勉強
登録販売者試験は、一般用医薬品の販売に必要な知識や資質を確かめるために、都道府県が実施する試験です。医薬品の成分だけでなく、人体の働き、関係法規、販売時の対応まで幅広く学びます。
試験問題は、厚生労働省が示す試験問題の作成に関する手引きをもとに作られます。この手引きは見直されることがあるため、テキストを読むだけでなく、試験範囲や制度変更も確認する必要があります。
通信講座を選ぶときは、教材の分かりやすさだけでなく、最新情報をどのように案内しているかも確認したい点です。現在のユーキャンの登録販売者講座では、紙の教材に加えてデジタルテキストやWebテストも用意されています。
ただし、受講時期によって教材やサポート内容は変わります。申込前には、添削回数、質問制度、学習サポートの利用期限などを確認し、自分の勉強の進め方に合う講座かを見極めましょう。
市販薬の販売と相談に関わる資格
登録販売者は、薬局やドラッグストアなどで一般用医薬品を販売するための専門資格です。第2類医薬品と第3類医薬品は、薬剤師だけでなく登録販売者も販売できます。
一方で、第1類医薬品では薬剤師による情報提供が必要です。登録販売者は、症状の診断や薬の処方はできません。
市販薬を選ぶ人の相談に応じ、必要に応じて薬剤師や医療機関につなぐことも大切な役割です。薬の成分や飲み合わせだけでなく、受診を勧めるべき症状を学ぶことにも意味があります。
2026年5月には、指定濫用防止医薬品に関する販売ルールが始まりました。対象となる医薬品では、購入者の状況を確認し、必要な情報を伝える役割が薬剤師や登録販売者に求められています。
ドラッグストアや薬局で市販薬の販売に関わりたい人には、登録販売者は実務につながる資格です。反対に、診断や処方を行う医療職を目指す場合は、資格ごとの仕事の範囲を比べて進路を考える必要があります。
まとめ
受講料を高いと感じながらも、薬のことを生活に役立てたいという思いから申し込んだ点に、この体験談らしさが表れています。資格を取ることだけでなく、日常で薬と向き合うための知識も得たい人には、登録販売者が選択肢の一つになるでしょう。
勉強中には、試験問題の作成に関する手引きの変更にも対応していました。登録販売者を目指す際は、教材を進めるだけでなく、試験範囲や販売ルールの最新情報にも目を向けたいところです。
