| 会社名(提供元) | CPA会計学院 |
|---|---|
| 受講した通信講座名 | 公認会計士講座 |
| 取得を目指した資格 | 公認会計士 |
| 試験の結果 | 不合格 |
| 受験回数 | 1回目 |
| 通算学習時間 | 500時間以上 |
| 受講料 | 20万円以上 |
| 性別 | 男性 |
| 受講当時の年代 | 20代 |
| 受講当時の職業 | 学生 |
| 講座の満足度 | ★★★★★ 4(満足) |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
なぜ公認会計士を目指し、なぜ通信講座を選んだのか
将来、自分がバドミントンコーチとして独立し、経営者としてバドミントンスクールを立ち上げたいという明確な夢があります。その夢を持ったことが、公認会計士を目指した大きなきっかけでした。
自分で事業をやっていく上では、経営に関するお金の流れや数字の仕組みをしっかりと知っておかなければいけないと感じたからです。しかも、難関である公認会計士の資格を取得できれば、社会的な信用や強力なバックアップが手に入ると考えました。
無資格の状態で挑戦するよりも、ビジネスを成功させやすくなるのではないかと思いました。また、自分自身には過去に約2年間、うつ状態を経験した時期があります。
当時はただ寝たきりで、傍から見ればだらだらと過ごしているようにしか見えないような、どん底の時期でした。そんな中で、公認会計士という職業が、すべての物事に対して細かく、正確に、論理的に向き合っていく姿を知りました。
それが自分の理想の姿であり、当時のダメだった自分とは真逆を生きている、まばゆい存在のように映ったのです。そこに強烈な憧れを抱き、挑戦することを決めました。
数あるスクールの中からCPAの通信講座を選んだのは、評判の良さはもちろんです。自宅にいながら、自分のペースで最高峰の講義を受けられる環境にも魅力を感じました。

学習の進め方と、受講中に直面したリアルな壁
実際の学習では、現在大学3年生で日々の授業が忙しく、なかなかまとまった時間が取れないというのが正直なところでした。そのため、普段の講義期間中は忙しさから、どうしてもカリキュラムの進行に遅れてしまいがちでした。
長期休みに入った瞬間に一気に遅れを取り戻すという、波のある状態で学習を進めてきました。しかし、実際にこのやり方を経験して、勉強に波があるのはあまり効率的ではないと痛感しました。
知識をしっかりと定着させたいのであれば、やはり毎日一定のリズムでコツコツと机に向かう方が効果的です。これは身をもって思い知りました。
本気で合格を目指すのであれば、大学がそこまで忙しくない環境ならまだしも、そうでない場合もあります。その場合は、いっそ大学を休学したり、仕事であれば一時的に休職したりすることも必要だと思います。
学習に集中できる時間と環境を自分でしっかりと作り、毎日一定のリズムで継続していくことが不可欠です。今ではそう強く感じています。
ちなみに、自分自身もまだ挑戦の途中で、これまでに試験に1回落ちたという状況です。だからこそ、来年は大学を思い切って休学し、1年間を試験勉強に全振りして本気でやり抜こうと計画しています。
コロナ禍以降の資格ブームと高騰し続けるボーダーの現実
学習を進める中で、世間でよく言われている公認会計士は3,000時間の勉強で合格できるという言葉の裏にある厳しさにも直面しました。現代の試験は、昔とは大きく変わっていると感じます。
コロナ禍をきっかけに資格ブームが起き、さらに有名ユーチューバーの河野玄斗さんの影響などもありました。その影響もあって、挑戦する層のレベルやパイが一気に底上げされたように思います。
その結果、かつてはボーダーラインが約6割程度で、基本問題を確実に拾えば合格できた時代とは違います。今では本番で8割超えの得点を目指す必要があるような世界になっていると感じます。
このインフレ状態の高いボーダーを突破するためには、生半可な努力では太刀打ちできません。昔の基準で語られる3,000時間という数字は、あくまで一つの目安にすぎないと思います。
置かれた環境や求められる実力を考えれば、現実的にはもっと途方もない努力と時間の覚悟が必要です。自分はそう感じています。
CPA会計学院の受講料や講座内容についての率直な感想
CPA会計学院の受講料について率直に感じたのは、2年間で約80万円という金額は決して安くはないということです。ただ、しっかりとした奨学金制度が用意されている点は大きいと思います。
学習への意欲をしっかりと見せれば、比較的スムーズに採用してもらえると感じました。最初の2年間で絶対に受かるという強い気概がある人なら、お金の面で過度に心配する必要はあまりないと思います。
通信講座の教材や内容そのものについては、全体的には非常に満足しています。ただ、細かい点を挙げると、少し説明が不十分だと感じる部分もありました。
中には昔の動画やカリキュラムのまま残ってしまっている箇所が、いくつか見受けられたのも事実です。とはいえ、教材のクオリティ自体はしっかりしています。
結局のところ、この講座や試験で2年間という短期間でスムーズに合格できる人は、自分の生活環境の中でしっかりと勉強時間を確保できる人です。例えば、大学の学部が比較的忙しくなかったり、会計関連の専門的な学びを並行して行えたりする環境にある人です。
そうした人であれば、うまく噛み合っていく面もあるでしょう。反対に、時間の確保が難しい人は、最初に学習環境を整える必要があると感じます。
これから同じ公認会計士や通信講座を目指す人たちに伝えたいのは、ただ漫然と講座のカリキュラムをこなすのではないということです。自分が置かれた環境を直視し、必要であれば休学や時間の確保も考えるべきです。
本気でやり切るための環境づくりを、最初から妥協せずに整えてほしいと思います。甘くない現実を乗り越えるだけの覚悟を持って、ぜひ挑んでみてください。
この体験談からわかること
公認会計士は、監査と会計の専門家として、会社などが出す財務情報の信頼性を支える資格です。試験では会計だけでなく、監査、企業法、租税法なども学び、数字を経営や法律の面から考える力が求められます。
主な仕事は財務書類の監査ですが、登録後は会計の知識を生かして、経営支援や税務の仕事に進む道もあります。将来自分で事業をしたい人にとっては、資格そのものだけでなく、経営の数字を読み取る土台を学べる点にも意味があります。
令和7年の公認会計士試験では、最終合格者のうち学生と専修学校などの受講生が61.1%を占めました。20代の男性学生であるご本人の体験談は、大学生活と両立しながら専門資格を目指す人にとって、学習環境の作り方を考える材料になります。
予定どおりに進まない時期を前提に、学習計画を組み直す
ご本人は、大学の授業がある期間に遅れが出て、長期休みにまとめて取り戻す進め方だったと振り返っています。公認会計士試験は、短答式試験を通過した後に論文式試験へ進む仕組みのため、知識を覚える段階と問題を解く段階を分けて考える必要があります。
短答式試験では、財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の4科目を解きます。どれか1科目だけを後回しにすると、全体の復習が止まりやすいため、忙しい時期ほど各科目に少しずつ触れる計画が役立ちます。
一方で、長期休みはまとまった演習時間を取りやすい時期です。その時間を遅れの穴埋めだけに使うのではなく、問題演習や苦手分野の確認に回せると、学習の手ごたえを確かめやすくなります。
通信講座を選ぶ場合は、講義を見られることだけで安心せず、遅れたときの立て直し方まで考えておくことが大切です。週ごとの学習量を決め、予定が崩れた場合に何を優先するかを先に決めておくと、休学など大きな判断を考える際にも役立ちます。
CPA会計学院の奨学金制度を利用する前に確認したいこと
CPA会計学院の公認会計士講座には、CPA奨学生応援制度があります。受講料の支払いに不安がある人は、申込み前に制度の内容を確認しておくとよいでしょう。
制度の目的は、お金の理由で受講を迷う人への支援にあります。受講料が無料になるのではなく、審査の後に分割で支払う仕組みです。
使うには、学費の支払いが難しいことや、公認会計士試験を受ける予定があることなどの条件があります。必要書類を出し、課題の作成と選考を受ける流れです。
受講料が気になる人は、料金だけで受講をあきらめる前に、制度の条件を確かめるとよいでしょう。毎月の支払額や支払いの開始時期も、自分で続けられる内容か確認してください。
学習が長引く場合も考え、受講期限や途中でやめる場合の支払いも見ておく必要があります。費用と学習時間の両方を考えて申し込むことが、無理のない学習につながるでしょう。
まとめ
公認会計士試験は、会計の知識だけでなく、監査や法律を含めて学ぶ専門性の高い試験です。将来の経営に数字の知識を生かしたい人は、資格取得後の仕事だけでなく、学習内容が自分の目標にどうつながるかを考えるとよいでしょう。
この体験談からは、通信講座への満足感と、学習時間を安定して確保する難しさの両方が伝わります。講座を選ぶ際は、教材の内容や学びやすさを確認することが大切です。受講を始める前には、生活や仕事と両立できる学習計画も考えておきましょう。
