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スタディングで宅建士に合格した30代会社員のすきま時間勉強法

スタディングで宅建士に合格した30代会社員のすきま時間勉強法
体験者プロフィール
会社名(提供元)スタディング
受講した通信講座名宅建士合格コース
取得を目指した資格宅地建物取引士
試験の結果合格
受験回数1回目
通算学習時間100時間〜300時間未満
受講料1万円〜3万円未満
性別男性
受講当時の年代30代
受講当時の職業会社員(正社員)
講座の満足度 5(とても満足)

※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです

目次

宅建士試験に挑戦した理由と勉強習慣

私は2024年に宅地建物取引士(宅建士)試験を受験し、合格しました。普段の仕事は不動産とは直接関係がなく、資格が必要だったわけでもありません。受験したのは、衣食住というくらいなので、住まいについて一度きちんと勉強してみたいと思ったからです。

また、前年に別の法律資格に合格していたため、せっかく身についた勉強習慣を絶やしたくないという理由もありました。実際に勉強を始めると、権利関係で出てくる民法には前の資格と重なる部分が多く、比較的すんなり理解できました。

スタディング宅建士合格コースを選んだ理由

受験をすると決めてから、最初に取り組んだのが通信講座選びでした。選んだのは、KIYOラーニング株式会社が運営するスタディングの宅建士合格コース(2024年度試験対応)です。

以前、ビジネス実務法務検定や別の法律資格を受けたときにもスタディングを使っており、動画講義から問題演習まですべてWeb上で完結する仕組みが自分に合っていると分かっていたからです。

会社員が机に向かう時間をまとめて確保するのは簡単ではありません。少しでも言い訳できる隙があると、勉強はすぐに止まってしまいます。通勤のすきま時間をそのまま学習時間に変えられることは、私にとって何より優先すべき条件でした。

候補にはアガルートも入れて比較しました。しかし、私が検討した当時は、講義こそWebでも問題演習は冊子中心に見えました。

そのため、スマートフォンとパソコンだけで完結させたい自分には合わないと判断し、候補から外しました。

スタディングの学習時間とカリキュラム

コースを決めたあとは、限られた時間をどう使うかが課題でした。学習を始めたのは2024年8月です。家庭の事情もあり、まとまった時間を取れるのは日曜日だけでした。

毎週日曜日は丸の内のシェアラウンジへ行き、そこで7時間ほど勉強しました。それ以外の日は通勤の往復を使い、平均すると1日1時間前後を学習に充てる生活が続きました。

試験当日までの総学習時間は、システムの記録によると143時間45分45秒でした。学習時間やカリキュラムの進み具合が秒単位まで記録され、積み上がっていくのを確認できました。地味ながら、勉強を続けるうえで大きな支えになりました。

学習は、スタディングのモデルカリキュラムに沿って進めました。動画講義を見て、その範囲の問題を解き、大きな単元が終わるごとに過去問に取り組むという流れです。

権利関係、宅建業法、法令上の制限、税・その他、5問免除科目の順に履修しました。講義は基本的に2倍速で視聴し、全体を3周しました。配点の大きい宅建業法だけは4周しました。

追加の参考書や問題集、模試には手を出しませんでした。そこまでの余裕がなかったというのが正直なところです。

スタディング宅建士講座 宅建士合格コース受講修了証

復習AIと法令上の制限の対策

問題演習では、学習履歴に応じて復習問題を出してくれるAI機能を多用しました。放っておくとすぐに怠けてしまう性分です。

今日は何を復習しようと自分で毎回決めるより、システムが出してくる問題を淡々とこなすほうが続けやすく、ちょうどよいペースメーカーになってくれました。

講師への質問やQ&Aを利用できるプランでしたが、私は使いませんでした。分かりにくい論点は自分で表にまとめ、何度も読み返すことで乗り切りました。

全体を一通り勉強した中でも、最後まで苦手意識が抜けなかったのが法令上の制限です。なじみのない分野で範囲も広いため、短期間ですべてを拾い切ろうとは最初から考えませんでした。

都市計画法は取れる1問を狙い、建築基準法は難問が出たら潔く捨てると決めました。一方、国土利用計画法、農地法、土地区画整理法は、過去問で典型的な出題が繰り返されていたので、そこだけは落とさない方針にしました。

満点を追いかけるより、いわゆるAランクの典型問題を確実に拾うことを重視しました。宅建業法は満点を目指し、それ以外の科目は半分から6割取れれば十分というイメージで進めました。

宅建士試験当日と自己採点39点

そうして迎えた試験当日、会場には思っていたより空席が目立ち、直前までテキストを開いている人もまばらでした。一方、会場の外では予備校関係者の応援が盛んで、その日のうちに解答速報や講評が次々と出ました。受験者数の多い資格ならではの、お祭りのような雰囲気が印象に残りました。

問題を解いている間は、典型問題はきちんと取れているという手応えがありました。迷った問題は五分五分でしたが、全体としては悪くない感触でした。

自己採点は39点でした。内訳は、権利関係10/14点、法令上の制限4/8点、税・その他2/3点、宅建業法19/20点、5問免除科目4/5点でした。得点源に据えていた宅建業法が、そのまま19点という結果につながりました。

自己採点の数字が出ると、今度は合格ラインとの距離が気になり始めました。試験当日に各予備校が出していた予想合格点は35〜36点で、高めに見ても37点程度でした。

その後、受験者の自己採点データを反映した予想もおおむね36点前後で推移していたため、39点なら合格できそうだと思いました。

合格発表とスタディングの費用対効果

ところが、点数に安心すると、今度はマークミスをしていないだろうかという別の不安が出てきました。実際の合格基準点は37点でした。

発表当日は試験実施機関のページを何度も更新しました。合格を確認できたときは、うれしさとほっとした気持ちが同時にこみ上げてきました。

受講料は、夏の応援キャンペーンを利用していくらか安くなり、21,230円でした。講座の満足度をつけるなら、5点満点で5点です。

倍速での講義視聴と問題演習をWeb上だけで繰り返す学習を、この価格で実行できたことを考えると、費用対効果はかなり高かったと思います。

ただし、私はすでに法律資格の学習経験があったため、基礎部分を圧縮した上級者向けのコースがあれば、さらに使いやすかったとも感じています。

宅建士登録と受験を目指す人へ

合格後は資格登録を済ませ、宅建士証の交付も受けました。現在の仕事で宅建士として働いているわけではありませんが、建築・不動産関係の会社と取引した際、宅建の話で盛り上がったことがあります。

独占業務があり、専任の宅建士を置く決まりもあります。そのため、いざというときにも食いっぱぐれにくいのではないか、という安心感があります。

私自身は8月から10月までの短期決戦でしたが、これから始める人には半年ほどの準備期間を確保することをおすすめします。私が比較した限りでは、大手予備校はどこも試験をよく研究しており、正直なところ甲乙つけがたいと感じました。

最後は講師や教材との相性で一つを選び、決めたらそれを信じてやり切ることが大切です。教材にあれこれ手を広げず、一つを繰り返すことをおすすめします。手を広げすぎると負ける、というのが私の実感です。

編集部より

宅建業法を得点源にした科目別の戦略

宅建試験は一般財団法人不動産適正取引推進機構が実施しています。全50問の四肢択一で、宅建業法が20問と最も多く、権利関係14問、法令上の制限8問、税その他8問と続きます。どの科目に力を入れるかで、どの科目に力を入れるかで、合格できるかどうかが大きく変わります。

この配点を知らず、全科目を同じ力配分で勉強してしまう人も多いのではないでしょうか。宅建業法は問題数が多く、比較的やさしい問題が並ぶため、得点源になりやすい科目です。ここで高得点を取れるかどうかが、合否を大きく左右します。

ご本人は宅建業法だけ講義を4周し、法令上の制限では捨てる問題を先に決めていました。限られた勉強時間を、配点の大きい宅建業法に多く回すという考え方です。この割り切りは理にかなっています。法令上の制限は範囲が広く、試験本番までに全部を仕上げるのは難しいでしょう。よく出る問題だけを確実に取る作戦は、時間の少ない社会人にとって現実的です。宅建は合格ラインが毎年動く試験なので、多くの人が取る問題を落とさない意識が大切かもしれません。

スタディングの通勤すきま時間とスマホ学習

スタディングはスマホでの学習に特化しています。動画講義から問題演習までWebで完結するため、通勤の電車内や短い空き時間を、そのまま勉強にあてられます。机に向かう時間をまとめて取りにくい人ほど、この学習スタイルは合うと思います。

ご本人は候補のアガルートと比べたうえで、スマホだけで完結する点を決め手にしていました。検討した当時は、アガルートの問題演習は冊子が中心に見えたと書いています。実際にはアガルートもテキストのWeb閲覧やオンライン演習に対応していますが、紙のテキストをどのくらい使うかは講座によって違います。自分がスマホで勉強したいのか、紙のテキストで勉強したいのかは、申し込む前に確認しておきたい点です。

宅建は試験に合格しても、それだけで宅建士として働けるわけではありません。合格の後に、資格登録と宅建士証の交付という手続きが別に必要です。仕事で使う予定がある人は、合格までの費用だけでなく、登録にかかるお金や手間も先に調べておくと安心ではないでしょうか。

まとめ

この体験談から見えてくるのは、配点の大きい科目を優先する考え方と、自分の生活に合う学習スタイルを選ぶ大切さです。宅建は合格ラインが毎年変わる試験です。だからこそ、よく出る問題を確実に取る準備が合否を分けます。

勉強にあてられる時間や場所は、人によって違います。自分がいつ、どこで勉強できるかをよく考えて講座を選ぶことが、合格への近道です。今回の体験談は、これから宅建を目指す人の良いお手本だと思います。

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