| 会社名(提供元) | スタディング |
|---|---|
| 受講した通信講座名 | 簿記2級合格コース |
| 取得を目指した資格 | 日商簿記検定2級 |
| 試験の結果 | 合格 |
| 受験回数 | 1回目 |
| 通算学習時間 | 100時間〜300時間未満 |
| 受講料 | 1万円〜3万円未満 |
| 性別 | 女性 |
| 受講当時の年代 | 40代 |
| 受講当時の職業 | 自営業・フリーランス |
| 講座の満足度 | ★★★★★ 4(満足) |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
簿記2級を目指した理由と初心者の私
何か資格を取ろうと思ったのは、家事や育児などの結果が見えにくいタスクばかりの日々に、目に見える達成感が欲しかったからかもしれません。資格の中で簿記を選んだ理由は、当時パートや在宅ワークを掛け持ちしており、今後の働き方を考えて、少しでも安定した職に就くには堅実な資格があった方が良いと感じたためです。
とはいえ、私は簿記の知識が全くなく、3級すら持っていない完全な初心者でした。簿記は独学でも合格できると言われます。ですが、未経験の分野を独学で進めるには相当な時間がかかりそうだし、かといってスクールに通う時間も余裕もありません。
そのため、隙間時間にスマホで学べる通信講座を選ぶのは自然な流れでした。
スタディングを選んだ決め手は価格の安さ
数ある講座の中でスタディングを選んだ決め手は、圧倒的な価格の安さです。他の大手スクールが数万円〜10万円近くする中、スタディングは2万円前後と非常にリーズナブルでした。
さらに、スマホアプリでAIを使った効率的な復習や学習レポート機能がついていました。これなら忙しい私でも続けられそうだと受講を決めました。
1日1時間の学習計画と挫折
学習を開始した当初の目標は、1日1時間は学習し、2ヶ月で3級範囲を終えて、半年後に2級を受験・合格するというものでした。しかし、現実は甘くありませんでした。
仕事、家事、育児に加え、自分や子どもの体調不良に翻弄される毎日。子どもを寝かしつけた後にスマホでアプリを開くものの、疲れ果ててしまい、机に座って勉強することはどうしてもできませんでした。
仕訳問題のような一問一答形式の学習はスマホアプリで進みます。ですが、じっくり腰を据えて取り組む計算問題や試算表の作成などが後回しになってしまったのです。
スマホ完結の便利さと2級の壁
スタディングの教材はすべて動画とWebテキストで構成されており、紙の教材が届きません。小さな子どもがいて部屋が散らかりがちの我が家にはぴったりで、大部分の学習はPCとスマホで完結できました。
子どもの習い事の待ち時間やパートの昼休みなどの隙間時間に、動画を観たり一問一答を解いたりできるシステムは本当に便利でした。しかし、2級の学習に入ると難易度が跳ね上がります。
まとまった勉強時間が取れないまま、気付けば1週間学習が空いてしまうことも増え、細切れのスマホ学習だけでは限界を感じるようになりました。さらにパートの仕事も忙しくなり、ついに挫折。そのまま1年ほど学習をお休みしてしまいました。
講座を再購入で本気の再スタート
スタディングのコース有効期限(1年間)は切れてしまい、再チャレンジのために再度講座を購入することになりました。再購入は割引で安くなりますが、受講料を追加で払うことになり、さすがに今度こそお金と時間を無駄にできないと猛反省しました。
費用に見合う成果を出すため、子どもが成長して体調を崩す頻度が減ったタイミングを見計らい、本気で再スタートを切りました。
再チャレンジでも苦労したのは、やはり紙とペンを使って計算問題を解く時間の確保です。スマホアプリのWeb学習で理解したつもりでも、実際の試験では下書き用紙の使い方や計算スピードが命になります。
そこで、直前の数週間は夜中に30分だけでも机に向かい、実際に紙に手を動かして解く練習を導入しました。

簿記2級のCBT試験に70点で合格
試験は自分の都合の良い日程を選べるCBT形式(パソコン受験)を選択しました。しかし、まだ自信がないと何度も試験日を後ろに延期してしまいます。最後は、このままでは一生受験できない。一度受けて落ちたらまた受ければいい!と腹をくくって本番に挑みました。
結果は、合格ライン70点に対して70点ぴったりのギリギリ合格。問題を解き終えて最後の2分間で必死に見直しをした際、ひとつ仕訳ミスを発見し、終了数秒前に修正したおかげで掴み取った合格でした。
最後の最後まで諦めなくて本当に良かったと胸を撫で下ろしました。
スタディング簿記2級の費用対効果とアドバイス
振り返ってみると、スタディングはまとまった時間が取りづらい人にとって最高の教材です。これだけの教材とシステムがこの価格で利用できるのは、費用対効果として非常に高いと感じます。
ただし、簿記2級に関してはスマホ学習だけで完結させるのは難しいのが現実です。
これからスタディングで簿記2級を目指す方へのアドバイスとして、スマホでのインプットに頼りすぎず、定期的に机に座り、紙とペンを使って手を動かす時間を意識的に作ってほしいと思います。
私のように一度挫折して余計な費用を払うことにならないよう、自分の置かれた環境で、紙での計算練習までできる余裕があるかを見極めてからスタートすることをおすすめします。
そして試験当日は、最後の1秒まで諦めずに見直しすると良いと思います。たった1点、2点の差で泣く人が多い試験だからこそ、諦めない粘り強さが合格への一番の鍵になると思います。



スタディングで日商簿記2級に挑んだ40代女性の記録
日商簿記検定は、商工会議所が開いている試験です。1954年から続いていて、これまでに2,900万人以上が受けてきました。2級では、3級の商業簿記に加えて、工業簿記も出ます。
工業簿記は、ものを作る会社の原価を計算する分野です。会社のお金の動きを数字で読む力がつくので、経理や事務の仕事だけでなく、自分で事業をする人にも役立ちます。
この体験談のご本人は、40代の女性です。当時はパートと在宅ワークをかけ持ちしながら、スタディングでスマホ中心の学習をしていました。仕事と家事や育児を両立しながら資格を目指したい人の参考になります。
2級でつまずきやすい工業簿記という分野
ご本人は、計算問題や試算表づくりが後回しになったと書いています。ここには、2級ならではの理由があります。
3級で学ぶ商業簿記は、売った買ったという会社の外とのやり取りを記録する分野です。工業簿記はこれと違います。材料の費用や人の手間を足し合わせて、製品ひとつあたりの原価を計算していきます。
つまり、答えを覚えるのではなく、計算の順番を組み立てる力が問われます。スマホで一問一答をくり返すだけでは、この組み立てが身につきにくいのです。ご本人が紙とペンで解く時間を必要としたのは、工業簿記が手を動かして順番をなぞる練習を必要とする分野だからです。すきま時間の学習と、机に向かう学習を分けて考える。そう意識しておくと、2級の学習が進めやすくなります。
日程を選べるネット試験の良さと落とし穴
ご本人は、日程を選べるネット試験(CBT方式)を選びました。これがどんな試験なのかを少し説明します。
2級のネット試験は、自宅ではなく試験会場に行って受けます。会場でボールペンと計算用紙が貸し出され、試験が終わると回収されます。日程は自分で選べて、結果はその場ですぐ出ます。年に数回の決まった日を待つ必要がありません。
この試験は、急な予定が入りやすい人に向いています。子どもの体調や仕事の都合に合わせて、受ける日を決められるからです。ただし、いつでも受けられるぶん、つい後ろへ延ばしやすいという面もあります。ご本人も何度か試験日を先のばしにしていました。自由に選べる仕組みだからこそ、試験を受ける日を先に決めてしまうと、学習に区切りがつきます。
まとめ
日商簿記2級は、工業簿記が加わって、手を動かして解く練習が欠かせません。この体験談からは、スマホ学習の手軽さと、机に向かう時間の大切さがわかります。
ご本人は、教材と価格に満足していた様子でした。すきま時間で学ぶだけでなく、紙で解く時間をつくり、受ける日を早めに決めておく。忙しくても簿記2級を目指せると、背中を押してくれる体験談です。
